バーコードリーダー付きハンディーターミナルメーカー7選
「バーコードリーダーが付いたハンディターミナルだったら、どんなメーカーがあるんだろう…」
と思っているかたに向けて記事を書きました。
ハンディターミナルはバーコードを読み取る機能を含めて、さまざまな機能がついた手持ちの端末です。
データの読み取りが手軽にできて無線で通信できるので、商品を管理するコストを減らすことが可能です。
そこでこの記事では
- バーコードリーダーの機能
- バーコードリーダーの種類
- 店舗での活用方法
の順に、バーコードリーダーについて詳しく紹介します。
そして、
- キーエンス
- ウェルコムデザイン
- デンソーウェーブ
- マーストーケンソリューション
- ウェルキャット
- イメージャー
- 東北システムズサポート
の順にバーコードリーダー付きのハンディーターミナルメーカーをまとめます。
ハンディーターミナルのメーカーを大まかに把握しておけば、自社に合った在庫管理をすることができます。
まずはこの記事で、ハンディーターミナルのメーカーをざっくり知っていきましょう!
バーコードリーダーの機能
バーコードリーダーは
- 一次元バーコード
- 二次元バーコード
を読み取ることができる機器です。また、バーコードの他にも文字や数字、記号などのテキストが認識できます。
ペン型やハンディースキャナ型などその形は様々で、使う場所や使い方によって選ぶことが必要です。
バーコードリーダーの種類
ここからはバーコードリーダーの種類について解説していきます。
まず、バーコードの読み取り方式について代表的なものをお伝えすると
- ペン
- CCDタッチ
- ロングレンジCCD
- レーザー式
- 2次式
- 定置式
などがあります。店舗のレジで使われているのは「CCDタッチ」と呼ばれる形で、基本的にバーコードに接触させて読み取る方式です。
空港でのチケット読み取りなどに使われるのが「定置式」ですね。どんな方向からでもスキャンできるタイプもあるので、スピーディな読み取りができます。
他にも、バーコードの形式やリーダーの形によって種類が異なっており、使い方によって選ぶべきバーコードリーダーは違うので注意が必要です。
では、そんなバーコードリーダーを店舗で活用するにはどうしたらよいのか、以下で具体的な活用方法を紹介していきます。
バーコードリーダーの店舗における具体的な活用法
バーコードリーダーを活用している現場には
- POSシステムを搭載したレジスター
- 図書館での本の管理
- 会員情報の読み取り
などがあります。大量の物品を管理する際にバーコードとそれを読み取るリーダーがあると、物品についてのデータをカンタンに管理することが可能です。
店舗では、レジでの商品スキャンはもちろんのこと、バックヤードでの在庫管理にも活用できますよ。
「そもそもバーコードにはどんなタイプがあるの?」 「QRコードやRFIDとバーコードって、どこが違うの?」
と思っている方は「JANコードとは?バーコードの種類とQRコード、RFIDとの違い」をご一読ください!
バーコードリーダー付きハンディーターミナルのメーカーまとめ
ここからはハンディーターミナルのメーカーを
- キーエンス
- ウェルコムデザイン
- デンソーウェーブ
- マーストーケンソリューション
- ウェルキャット
- イメージャー
- 東北システムズサポート
の順に紹介します。
それぞれ特徴があるので、自社に合っているメーカーを考えつつご一読いただければ幸いです。
以前までは1台30万円ほどの価格が一般的でしたが、今では1台5000円ほどの価格でも購入できて安価に製品の管理ができるようになりました。
1. キーエンス
センサーやタッチパネル、顕微鏡などの開発をするキーエンスは、バーコードリーダー付きハンディーターミナルも作っているメーカーです。
- 大画面で見やすく、連続22時間も使える:BT-W100シリーズ
- バーコードだけでなく文字も読み取れる:BT-W80シリーズ
- スリムなボディで衝撃にも強い:BT-W70シリーズ
などのラインナップが揃っており、自社の状況に合ったハンディを選ぶことができます。
大手で信頼できるのもメリットの一つですね。
2. ウェルコムデザイン
ウェルコムデザインは、バーコードリーダーやハンディーターミナルを販売している企業です。
- どこからでもデータを送れる無線LAN対応型
- ポータブルなペン型
- Bluetooth無線型
など、さまざまなモデルがあります。
二次元バーコードリーダーやRFID対応型もあり、バーコード以外にも様々な方法で商品を管理できるはずです。
3. デンソーウェーブ
産業用のハンディターミナルを提供しているデンソーウェーブは、製造や小売、医療など様々な分野でソリューションを生み出しています。
- 持ち運びと見やすさを両立した:BHT-1500B
- タフな大画面ボディの:BHT-1400B-CE
- WindowsOS搭載の:BHT-1300B Windows-OS
などのモデルがあり、効率よく商品や製品を管理することが可能です。使う人を選ばないシンプルさもメリットですね。
4. マーストーケンソリューション
自動認識システムを提供するマーストーケンソリューションは、
- コンパクトかつ持ちやすい:BHT-800シリーズ
- バツグンの読み取り性能を誇る:PM250TA
- スタイリッシュで視認性が高い:BHT-500シリーズ
などのハンディーターミナルを揃えています。
自動認識の業界ではトップクラスの製品力とノウハウがあり、アパレルや健康診断、図書館管理など様々な分野にソリューションを提供中です。
5. ウェルキャット
ハンディーターミナルをはじめとした、バーコード読み取り機器の専門メーカーであるウェルキャット。
注目すべきは時計のような形をした、ウェアラブルのハンディーターミナルです。ハンズフリーでバーコードを読み取れるので、ハンディを使っていても両手が空いた状態でいることができます。
物を持ちながらバーコードを読み取る、工場などの環境にはぴったりのハンディーを提供するメーカーですね。
ウェルキャットはこの他にも
など、多様な製品を提供しています。
6. イメージャー
イメージャーは、ハイスペックハンディーターミナルを提供しています。
イメージャーのハンディはモバイルPCと同じくらいの性能を備えており、かつ耐久性もバツグンです。
例えば、空港でのパスポートチェックなど、高い情報処理能力が必要な現場でも使用されています。
管理する製品が多いなど、普通のハンディでは満足に管理できない店舗は導入する価値がありそうです。
7. 東北システムズサポート
医療をはじめとした業務用のスマートデバイスを開発している東北システムズサポート。
- 医療用で消毒ができる:TC51-HC
- SIMカードを差し込んでモバイル回線を利用できる:TC56
- ほこりや水、高温・低温にも強い:MC92N0シリーズ
など、産業用の業務に特化したデバイスが揃っています。
バーコードリーダーを店舗で活用して、業務を効率化しよう
まとめると、バーコードリーダーの機能では
- 一次元バーコード
- 二次元バーコード
- 文字
- 数字
- 記号
を読み取れるとお伝えしましたね。
またバーコードリーダーの種類では
- ペン
- CCDタッチ
- ロングレンジCCD
- レーザー式
- 2次式
- 定置式
の6つを紹介しました。
そのようなバーコードリーダーを活用している現場には
- POSシステムを搭載したレジスター
- 図書館での本の管理
- 会員情報の読み取り
などがあります。店舗では、レジでの商品スキャンはもちろんのこと、バックヤードでの在庫管理にも活用できますよ。
最後にバーコードを読み取れるハンディーターミナルのメーカーを
- キーエンス
- ウェルコムデザイン
- デンソーウェーブ
- マーストーケンソリューション
- ウェルキャット
- イメージャー
- 東北システムズサポート
の順に紹介しました。
バーコードリーダーを活用して、ふだんの店舗業務をさらに効率よくしていきましょう!
この記事を書いた人
黒田剛司
大阪市立大学商学部を卒業後、新卒で独立。学生時代に身につけた経営・流通・マーケティングなどの知識を活かし、コマースについて幅広いジャンルで執筆。また、サイト制作やWebメディア運営も請け負っており、IT系の記事作成も可能。無類の動物好き。