タブレットPOSレジシステム~メーカー別比較~
「会計」をする時にお店で必ず使われているレジ。単なる売上計算を行う機械というだけでなく、売上傾向や購入者属性の分析、さらに在庫情報の管理も行えるようになったのがPOSレジです。
最近までPOSレジといえば卓上据え置き型が主でした。しかし、2010年に発売されたiPadなどのタブレット端末が普及したことで、「POSレジアプリ」のリリースが相次ぎ、大手企業以外の「POSレジメーカー」も増えてきました。
また、販売スタイルや購買スタイルの多様化により、新しいタイプの精算システムも登場しつつあります。
タブレットPOSレジ
タブレット端末(iPadやAndroid、Windowsなど)にアプリをインストールして使えるタブレットPOSレジシステム。中小規模の店舗を中心に、導入が増加しています。
そのメリットは、汎用的なタブレット端末に低コストのPOSレジアプリをインストールするだけで導入ができること。また、外部システムとも連携しやすいため、拡張性が高いこともメリットです。
デメリットとしては、タブレットのOSをアップデートした場合に、アプリが非対応になってしまう可能性もあること、メーカーによってはサポート体制がないことなどが挙げられます。
では、メーカーごとに比較してみましょう。
ユビレジ
タブレットPOSレジアプリの先駆者といえるのがユビレジ。無料プランから飲食店プラン、小売店プランなど業態や運営方針に合わせた料金プランが設定されています。
https://ubiregi.com/
機能性 ★★★☆☆
操作性 ★★★☆☆
コスト ★★★★☆
サポート ★★★☆☆
スマレジ
プランによっては、タブレットPOSレジのデメリットとしてあげたサポート機能がしっかりと整っているのが特長です。ECサイトとの連携や、会員ポイントとの連携も可能な高機能アプリです。
https://smaregi.jp/
機能性 ★★★★☆
操作性 ★★★★☆
コスト ★★★★☆
サポート ★★★★★
ORANGE POS
多店舗管理・免税機能・顧客管理など、店舗運営に必要な機能が揃ったPOSレジシステム。オーダーエントリーシステムや予約システムとも連携した店舗運営システムも展開。飲食店・小売店など幅広い業種で導入されています。
https://orange-pos.jp/
機能性 ★★★★★
操作性 ★★★★☆
コスト ★★☆☆☆
サポート ★★★★☆
Airレジ
無料アプリのため、導入しやすいのが特長。無料ながらも基本的なPOSレジの機能が搭載されており、外部連携も可能。使い方によっては使い勝手がよいPOSレジアプリです。
https://airregi.jp/
機能性 ★★★★★
操作性 ★★★☆☆
コスト ★★★★★
サポート ★☆☆☆☆
poscube
飲食店向けに特化したタブレットPOSレジアプリ。大型のチェーン店やホテルレストランから、カフェや雑貨店など運営規模に応じた提案を行っています。他社はクラウドサーバーを利用するタイプが多いですが、poscubeは店舗内にサーバーを構築するのも特徴です。
http://pos-cube.com/
機能性 ★★★★★
操作性 ★★★★☆
コスト ★★★☆☆
サポート ★★★★☆
ラクレジ
NTT東日本が提供しているため、通信環境を構築してくれるなど、サポートが魅力。免税機能や集計・分析機能も搭載されています。
https://flets.com/soho/rakuregi/
機能性 ★★★☆☆
操作性 ★★★☆☆
コスト ★★☆☆☆
サポート ★★★★★
ブレイン
デザイン性の高いタブレットPOSレジアプリ。飲食店向けに特化しており、シンプルな機能と高い操作性が特長です。
http://blayn.com/
機能性 ★★★☆☆
操作性 ★★★★★
コスト ★★★★☆
サポート ★★★★★