スタッフ研修に役立つeラーニングおススメアプリ5選!~社員教育や英語研修にも~
インターネットは国内外を問わず様々な情報を調べることのできる技術として発展してきましたが、例え身近な情報やインターネットを介さずとも得られるものでさえ、スマートフォンが普及したことでより手軽に手に入れることができるようになりました。
例えばオンラインの英和辞典を使えるようになったことで家から紙の辞典がなくなったように、ネットを使うだけで大きな効率化が行われるようになったのです。
インターネットは教育においても大きな効果をもたらしてくれました。紙媒体での教材の必要がなくなり、学びの場としてもインターネット上の空間がその役割を果たし、わざわざ「学校」という場所に足を運ぶ必要もなくしていったのです。
このようなネットを介した教育カリキュラムは「eラーニング」とも呼ばれますが、これは学生だけでなく、社会人の社員研修などにも広く活用されています。
高いコスト削減効果と教育効果が見込まれるとして注目されるeラーニングですが、今回はそんなeラーニングの概要やメリット、そして活用したいeラーニングアプリをご紹介していきます。
eラーニングの概要
eラーニングは、今日ではインターネットを用いた学習方法のことを指しています。以前はCDやDVDなどを用いた学習方法も含まれていたこともありますが、それらは全てインターネット経由による直接的なカリキュラムの提供に集約されていきました。
eラーニングの特徴
eラーニングの最大の特徴は、やはり場所にとらわれないというところが挙げられるでしょう。インターネットに接続された状態のコンピューターを介することで、学習に必要なテキストなどを全てダウンロードし、音声や動画、文章などあらゆるものを一括してPCやスマートフォン、タブレットで使用することができます。
一度ダウンロードしてしまえばそのあとはインターネットに接続しておく必要もないため、より場所にとらわれない自由な学習が可能となります。
同時に試験などもインターネットやコンピュータ上で行えるようになることで、採点も効率的に、受験者の負担も小さくすることが期待されています。
現在の学校など子供向けの学習の現場では、電子コンテンツと紙媒体などを合わせた複合的な教育カリキュラムも導入されていますが、近いうちにテストなどを含め、全て電子化することも検討している学校は少なくありません。
ライブ配信でリアルタイムでの視聴も可能に
また、静的コンテンツだけでなく、インターネットを通じたライブ配信機能を活用し、不特定多数に向けたリアルタイム講義を行うことも可能です。これまで講義といえば教室に集まって限られた人数だけで行うものでしたが、インターネット環境があれば現場へ行かずとも、家やカフェなどからリアルタイムで講義や研修を受けることができるようになったのです。
eラーニングを研修に活用するメリット
このように、従来型の教育がインターネットを介するようになるだけでも、様々なメリットを学習する側にも教える側にももたらすことができます。
教育・学習コストの削減
まずeラーニングによってもたらされるメリットとしてはこれが大きいでしょう。教育を受ける側はテキストを新たに購入したり、わざわざ講習のために移動する手間や交通費を削減することができますし、教える側も何部必要かわからない資料をいくつも印刷したり、講習のための場所を準備する必要もありません。
また、カリキュラムを刷新する際にもこれまでの教材が無駄になってしまうことはなく、提供する資料をアップデートするだけで行うことができます。
ネット上に全ての資料を共有してしまうことで、すでに持っているスマートフォンやPCから配信し、学習者も資料を入手できるため、手間やお金は大きく削減されることでしょう。
スケジュール管理が容易に
eラーニングによって時間や場所に限られず学習することができるようになるため、スケジュール管理も容易になります。テストの前までに学習しておく、研修日までに資料に目を通しておくといった大雑把な時間管理で隙間時間に学習することができ、より効果的に時間を使うことができます。
教育を与える側としても、必要以上に講義などを設ける必要がなくなるため、コスト削減につながります。
学習者の管理が容易に
eラーニンングはシステム化してしまえば、学習者の成績などを管理することも容易になります。例えばログインユーザーがビデオを一度視聴すれば学習済みとなるようデザインするなど、学習者の進捗を管理者側から確認できるようにすることで、必要な研修を終えているかどうかを一目で確認することができるようになります。
学習者もスコアリングを確認できるようになることで、自分が今何をするべきかということを一目で知ることができるのは大きなメリットでしょう。
eラーニングのデメリットは?
eラーニングはメリットの大きな手法でもありますが、確認しておくべき懸念事項もいくつかあります。
一つは場所や時間にとらわれず、お金もかからないぶん学習意欲を継続させることが難しいという点です。いつでも学んでいいということになると学習を意欲的に行わない人が出てくることもあるため、その点をうまく管理することでカバーする必要があります。
また、学習者同士や教育者と学習者のコミュニケーションが疎遠になってしまい、チームワークなどが重視される分野においてはうまくeラーニングの比重を工夫する必要があるでしょう。
あとは当然ですがeラーニングのシステムを導入するための初期費用がかかるため、その点も留意しておく必要があります。
すぐに使えて役立つeラーニングアプリ5選
最後に誰でも学習に使えるeラーニングアプリもご紹介します。企業研修用のeラーニングアプリは社内のみでの公開となっていることが多いのですが、eラーニングはどのようなものかを実際に感じるためには、一般公開されているサービスを活用してみるのも一つの手段です。
Udemy
Udemyはベネッセの展開する世界最大級のeラーニングサイトです。ビジネスや言語、ITまであらゆるジャンルのカリキュラムを取り揃えており、学生からビジネスマンまで多くのニーズに応えるオンライン学習プラットフォームとなっています。
coursera
こちらは海外のサイトですが、有名大学の授業などを自由にオンラインで閲覧し、きちんと受講すればテストも受けられ、そのまま単位を獲得することもできるアカデミックeラーニングサービスです。
パソナ
パソナの展開するeラーニングサービスは、ビジネススキルや資格取得などの手伝いをしてくれる社会人向けのサービスです。ExcelやWordなど、基本的なPCスキルもここのサービスで習得が可能です。
SmartBrain
SmartBrainは徹底したシステムの効率化により、安価でサービスが提供されていることで有名です。資格取得にも活用できる丁寧なカリキュラムが特徴です。
えらべる倶楽部
こちらも無料で提供される各コースが特徴です。社会人に必要な最低限のスキルを、資格取得も兼ねてオンラインで身に付けることができます。
まとめ
いかがでしたか?
ネットを介したeラーニングを活用することで、コストを削減しつつ効率的に研修計画を作成することも可能となりました。
タブレット端末など持ち運びしやすいデバイスで研修を行えば、よりスマートな社員研修、スタッフ教育ができるでしょう。