iPadアプリと使えるキャッシュドロアまとめ
「iPadのPOSシステムで、もっとカンタンに現金を整理したい!」
と思っている方。
キャッシュドロアを使うことで、iPadのPOSレジアプリでも現金をカンタンに管理でき、レジの時間がかかりません。
とはいえ、どのようなキャッシュドロアを使うとよいのか、キャッシュドロアにはどのようなものがあるのかはわかりにくいですよね。
そこで、この記事では
- そもそも「キャッシュドロア」とは
- キャッシュドロアを選ぶ5つのポイント
- iPadアプリと使えるキャッシュドロアまとめ
の順にiPadアプリで使えるキャッシュドロアについて解説します。
キャッシュドロアを選ぶポイントは、そこまで多くありません。
まずはこの記事で、iPadアプリと使えるキャッシュドロアについて大まかに概要をおさえましょう!
そもそも「キャッシュドロア」とは
そもそも、キャッシュドロアとは「現金の引き出し」を意味します。店舗でお客様とやりとりするお金を管理でき、紙幣や貨幣ごとに仕分けることが可能です。
キャッシュドロアには、主に
- 鍵を使って手動で開けるタイプ
- レジと連動して開くタイプ
の2つがあります。
次は、キャッシュドロアを選ぶために必要なポイントを紹介します。
キャッシュドロアを選ぶ5つのポイント
キャッシュドロアを選ぶさいにおさえておきたいポイントは、
- レジと連動させることができるか
- お金をきちんと整理できるか
- 目立ちすぎない大きさか
- レシートプリンターと一体型かどうか
- 補助金の対象かどうか
の5つです。以下で詳しく説明します。
1. レジと連動させることができるか
まず、レジと連動させることができるキャッシュドロアかどうか、を考えます。
具体的には、レジと連動するために必要な「DKD」という規格が必要です。キャッシュドロアだけでなく、レジとレシートプリンタもDKDに対応しているかどうかをチェックします。
DKDに対応したものどうしをつなぐと、会計時にレシートを発行することでキャッシュドロアが自動で開くようにすることが可能です。
2. お金をきちんと整理できるか
キャッシュドロアを選ぶさいには、お金をきちんと整理できるかも大切なポイントです。
日本の一般的なお札(1000円、5000円、10000円)と貨幣(1円、5円、10円、50円、100円、500円)は最低でも分けることができる必要があります。これに加えて、2000円札などイレギュラーな対応もできるとベターです。
しかしながら、お金を完璧に分類できるかどうかとキャッシュドロア自体の大きさは比例します。
次に紹介するように、キャッシュドロア自体の大きさについても考えることが重要です。
3. 目立ちすぎない大きさか
キャッシュドロアについて、会計のときにお客様が気にならない大きさかどうかも1つのポイントです。
スタッフ側の棚に収まるかどうか、購入前にサイズを測っておくのがおすすめ。
先ほど紹介した、どれくらいお金を分類できるキャッシュドロアかどうかとあわせて考えましょう。
4. レシートプリンターと一体型かどうか
キャッシュドロアがレシートプリンターと一体になっているかどうかもチェックしておきたいポイントです。
一体型の場合、スペースを取らなくて済みますし、初期設定の手間も少なくて済みます。
しかしながら、故障したときはまるごと交換しなければならない点や、モデルによっては別々に買うよりも高くなる点など、検討すべきポイントも多いです。
キャッシュドロアを置く十分なスペースが確保できない場合は、一体型も考える必要があります。
5. 補助金の対象かどうか
キャッシュドロアを買うさいには、「軽減税率対策補助金」の対象かどうかも確認しておきたいところです。
3分の1まで価格をおさえることもできるので、お店で導入したいキャッシュドロアは補助金を受けることができるのかはぜひチェックしておきましょう。
ここまで、キャッシュドロアを選ぶポイントを
- レジと連動させることができるか
- お金をきちんと整理できるか
- 目立ちすぎない大きさか
- レシートプリンターと一体型かどうか
- 補助金の対象かどうか
の順に紹介しました。
次は、キャッシュドロアといっしょに使えるiPadアプリをまとめます。
キャッシュドロアといっしょに使えるiPadアプリまとめ
ここからは、キャッシュドロアといっしょに使えるiPadアプリを
- スマレジ
- Airレジ
- Square
- ユビレジ
- Orange Operation
の順に紹介します。
スマレジ:自動釣銭機 グローリー300、スター精密、エプソン
スマレジはECサイトや、会員ポイントとの連携させることもできる、高機能なPOSレジアプリです。
スマレジと連携させることができるキャッシュドロアには「自動釣銭機 グローリー300」があります。ふつうのキャッシュドロアと違う点は、
- 操作がカンタンでスピーディ
- お釣りを間違えない
- レジ締めにも時間がかからない
の3つ。初期コストはかかりますが、その分時間を短縮できるのが特徴です。
他にもスマレジはスター精密やエプソンのキャッシュドロアに対応しています。
Airレジ:オウルテック、クローバー電子、エプソン他
Airレジは無料アプリで、それでいて基本的なPOSレジの機能が入っているのが特徴です。
Airレジではオウルテックやクローバー電子、エプソンなどのキャッシュドロアに対応しています。
補助金対象のものも多く、安くPOSレジを導入したいかたにもおすすめです。
Square:スター精密、ビジコム
Squareは、iPadかiPhoneがあれば、あとは決済手数料のみで使えるアプリです。クレジット決済は最短で翌日に入金されるのもメリット。
Squareではスター精密やビジコムのキャッシュドロアを、会員限定での特別価格で買うことができます。
ユビレジ:スター精密
ユビレジは、無料プランや飲食店プラン、小売店プランなど、さまざまな状況に対応できるのが特徴です。
キャッシュドロアは、公式サイトからiPadなどとセットで購入でき、
- 省スペースにしたいお店向け
- 居酒屋やビアレストラン向け
- 商品点数が多い小売店向け
のように、業態や方針で選ぶことが可能です。
Orange Operation:スター精密、エプソン
Orange Operationも、飲食店や小売店などさまざまな業種で導入されています。多店舗管理・免税機能・顧客管理など、店舗運営に必要な機能がひと通りそろっているのが特徴です。
カスタマイズすれば、様々な機器と連携することも可能です。
iPadアプリとキャッシュドロアを連動して、レジの時短を!
ここまで、iPadアプリで使えるキャッシュドロアについて紹介しました。
まとめると、そもそもキャッシュドロアとはレジで現金を管理するための設備で、
- 鍵を使って手動で開けるタイプ
- レジと連動して開くタイプ
があるとお伝えしました。
キャッシュドロアを選ぶポイントは、
- レジと連動させることができるか
- お金をきちんと整理できるか
- 目立ちすぎない大きさか
- レシートプリンターと一体型かどうか
- 補助金の対象かどうか
の5つでしたね。
最後に、キャッシュドロアと一緒に使えるiPadアプリを
- スマレジ
- Airレジ
- Square
- ユビレジ
- Orange Operation<EC-Orange POS>
の順に紹介しました。
iPadアプリとキャッシュドロアを使うことで、レジのお金を整理する環境がスピーディかつ安価に整います。
まずは、現金の管理をするスタッフはだれかをはっきりさせるところから、はじめてみてください。