大崎電気工業が開発「ストアウォッチ」、データに基づいた根拠ある販促が可能に

大崎電気工業が開発した店舗支援サービス「ストアウォッチ」を、3月から提供を開始します。

大崎電気工業は、長年の小売店業者との連携により、店舗の省エネルギー開発を支援していました。その中でビッグデータの解析技術を培い、顧客情報と連動できる、店舗運営システムを提供することになりました。

大きな特徴としては、大崎電気独自のIoT技術とAIを使用、店舗内の属性カメラとストアウォッチのAIを連携させることで、来店者の性別や年齢を認識し、来店者数のカウントを行います。

ストアウォッチで取得した来店者情報は、もともと店舗が所持していたPOSデータによる購買情報、会員データ、天候、などど組み合わせ、キャンペーンや品揃えといった販売促進に活かしていく予定です。また来店者情報は、チラシの集客効果や来客数の予測といった分析、店員のシフト準備などにも使用され、店舗の差別化やニーズの把握、スムーズな店舗運営に役立てられる予定です。

ストアウォッチの活用で、データに基づいた売り上げ戦略を

ストアウォッチの利用により、確実なデータ分析に基づいた販売戦略を立てられることが予想されます。

いままで、小売店業界の運営は、店長の長年の勘や経験によって運営されているところが多くありました。さらには、ネット通販の浸透による売り上げの減少、少子高齢化による働き手の不足など、さまざまな課題を抱えています。

ストアウォッチのような最新技術の導入で、データに基づいた根拠のある販売促進計画を行うことが可能になります。「多忙な業務の中で、ストアウォッチをしっかりと活用できるのか」という課題はありますが、さらなる売上増加とコストダウンが期待できそうです。

参考：大崎電気／IoTを活用した店舗支援サービス「ストアウォッチ」
https://www.ryutsuu.biz/it/k021524.html

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