【徹底比較10選】TV会議システムのおすすめは?違いを比較しました
「オフィスじゃなくても会議できるシステムを導入したいけど、どのメーカーがいいのかよくわからない…」
と思っている方。
TV会議システムを導入することで、従業員がオフィスにいなくても会議をすることができ、
- 生産性がアップする
- 多様な働き方ができ、従業員の満足度がアップする
というメリットが生まれます。
とはいえ、どのメーカーのシステムを導入すべきかは決めにくいですよね。
そこでこの記事では
- TV会議システム会社の比較
- 無料のWeb会議システムもおすすめ
の順で、会議システムを徹底的に比較します。
ざっくりと特徴を知るだけなら、この記事を読めば大丈夫です。
まずは、大まかにどんな会議システムがあるのかを知っていきましょう!
TV会議システム7社を徹底比較
ここからは
- ジャパンメディアシステム株式会社
- 東和エンジニアリング
- ポリコム
- RICOH
- SHARP
- V-CUBE
- SONY
の順に、テレビ会議システム7社を比較します。
ジャパンメディアシステム株式会社
ジャパンメディアシステム株式会社は、会議システム「Live On」を開発しています。
Live Onの特徴は
- 高画質・高音質
- スマートフォンやタブレットにも対応
- 月額の完全定額制
です。ライセンスが増えるごとにお金がかかるのが特徴で、例えば「本社・支社・出張先2つ」だと4ライセンスが必要になります。
初期費用は78,000円/1ライセンス、システムの利用料は3,000円/月です。
東和エンジニアリング
東和エンジニアリングは、国際会議などで利用される会議システムを提供している企業です。
製品によって性能は違いますが、
- 言語を選択できる
- 資料をモニターで閲覧できる
- 発言者の映像を手元のモニターでチェックできる
など、大きな国際会議での使用を想定したものがメインです。1対1でのミーティングというよりは、多言語かつ大人数で行うグローバルな会議向けとなります。
ポリコム
1990年にアメリカで創業されたポリコムは、TV会議システムの販売台数No.1を誇っています。
映像や通信の品質やセキュリティはバッチリで、老舗メーカーの安心感がありますね。導入している企業も多く、信頼できるメーカーです。
価格は数万円〜数百万円のものまで幅広く取り揃えています。
RICOH
RICOH(リコー)が提供している「Unified Communication System」は、
- 3ステップの操作だけでビデオ会議ができる
- クラウド上に仮想の会議室を構築する
- 高画質かつスムーズな映像
が特徴の会議システムです。料金は1台につき
- 本体の価格:268,000円
- サービス利用料(年間):[専用端末]101,000円[アプリ]37,000円
がかかります。
専用の回線は必要なく、ネット回線を通じて会議することが可能です。
使い方がシンプルなので、従業員への教育コストが低いのもメリットでしょう。
SHARP
SHARPのテレビ会議システムは、
- 高い画質かつ、なめらかな映像
- 大型のディスプレイ
- システムにパソコンを接続すれば、資料を映し出すこともできる
という特徴があります。大きな画面で資料を共有しながら会議するシチュエーションが多いならば、使いたいサービスです。
クラウド型のWeb会議サービスTeleOffice(テレオフィス)は無料トライアルを実施しているので、気になるかたは試してみてください。
V-CUBE
総務省のテレワーク先駆者100選にも選ばれたV-CUBEは
- Web会議システム「V-CUBE ミーティング」
- ペーパレス会議システム「V-CUBE ドキュメント」
- セキュリティとカスタマイズ性が魅力の「V-CUBE Gate」
など、テレワークに特化した企業ならではの多様なラインナップが揃っています。解決したい課題や予算によって柔軟にサービスを選べるのがメリットですね。
プライベートな空間で仕事ができる「TELECUBE」のようなユニークな製品もあるので、チェックしてみてください。
SONY
SONYのビデオ会議システムは、
- 大きな会議室で使う「ルームタイプ」
- 小さな会議室で使う「コンパクトタイプ」
- オールインワンの「打ち合わせコーナー」
など、使い方に応じた製品を選べるのが特徴です。
価格も製品によってさまざまで
- ルームタイプ:約45万円〜
- 打ち合わせコーナー:約55万円〜
など、予算や用途に応じて選ぶことができます。
ここまで
- ジャパンメディアシステム株式会社
- 東和エンジニアリング
- ポリコム
- RICOH
- SHARP
- V-CUBE
- SONY
の7つを紹介しました。
これらはどれも有料のTV会議サービスですが、中には無料のものもあります。
以下では、Web上でできる無料の会議サービスをお伝えしますね。
無料のWeb会議システムも要チェック
ここからは、無料でWeb会議ができるサービスを見ていきます。
TV会議とWeb会議の違いは、
【TV会議】
- 専用の機器どうしで通信する
- 会議の参加者が多め
- 離れた会議室どうしで利用する
【Web会議】
- ネットがあればスマホやタブレットでも通信できる
- 1対1のことが多く、5人以下がほとんど
- 従業員の自宅やカフェなど、さまざまな場所で利用する
で、デバイス・人数・場所などが違いますね。
以下では、
- Skype
- Googleハングアウト
- Appear.in
の順に無料のWeb会議サービスを見ていきましょう!
1. Skype
Skypeは、知っているかたも多いサービスかと思います。
無料かつ質の高い電話ができるので、ビジネスシーンはもちろんプライベートでも人気の高いサービスです。
パソコンはもちろん、スマートフォンやipadなどのタブレットでも使用できます。
2. Googleハングアウト
Googleハングアウトは、Googleが提供しているWeb会議サービスです。
無料ながらチャットの参加人数は150人まで可能で、大人数のミーティングにも対応しています。
画像や動画の共有もカンタンで、無料とは思えないクオリティです。
3. Appear.in
Appear.inも無料のWeb会議サービスで、ルームを自分でつくって、そのURLを相手に送ると通話できるのが特徴です。
音声やビデオで通話するだけならばサービスへの登録は必要ないのも大きなメリット。
シンプルなサービスなので、相手がSkypeやGoogleハングアウトを使っていないときや、サッと会議したいときにはおすすめです。
無料のWeb会議システムとして、
- Skype
- Googleハングアウト
- Appear.in
の3つを紹介しました。
TV会議システムで場所にとらわれない働き方を実現
TV会議システムを比較しながら見てきました。
あらためて紹介したシステムをまとめると、
【TV会議システム】
- ジャパンメディアシステム株式会社
- 東和エンジニアリング
- ポリコム
- RICOH
- SHARP
- V-CUBE
- SONY
【Web会議システム】
- Skype
- Googleハングアウト
- Appear.in
の合計10個でした。大人数の会議であればTV会議システムのほうがよく、1対1であれば無料のWeb会議システムでも十分でしょう。
ネットワークを通じてリモートで会議ができることで、
- 生産性アップ
- 場所にとらわれない働き方の実現
というメリットがあります。
目的や使い方に応じたサービスを選べるので、ぜひ自社に合ったサービスを試してみてください。
まずは、自社にどんな会議システムが必要かを考えていきましょう!
この記事を書いた人
黒田剛司
大阪市立大学商学部を卒業後、新卒で独立。学生時代に身につけた経営・流通・マーケティングなどの知識を活かし、コマースについて幅広いジャンルで執筆。また、サイト制作やWebメディア運営も請け負っており、IT系の記事作成も可能。無類の動物好き。