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ローソンが進めるキャッシュレス化。そのメリットを掘り下げる

ローソンが積極的なキャッシュレス化を進めています。「Origami Pay」や「楽天ペイ」「LINE Pay」、新たにNTTドコモが発表した「d払い」など、様々な企業からスマートフォン決済機能がリリースされており、スマートペイメント戦国時代といえます。

そんな中でローソンはその導入に積極的な姿勢を見せていて、キャッシュレス化に向けた取り組みを進めています。ローソンがここまでキャッシュレスに対応する意図はどこにあるのでしょうか。

現在、ローソン店頭での決済のうち8割が現金だといいます。さまざまな決済手段に対応しながら、非現金の利用は2割に留まっているのが現状です。まだまだ主流とは言えない非現金決済を進める理由のひとつはポイントカード。どんなユーザーが何をいつ買ったか、という情報をまとめていくことで、将来取り扱う商品ラインアップなどに活用していく、いわゆる購買履歴に関する手段としてポイントカードは重要な取り組みと位置づけられているのです。

また、現金決済はどうしてもレジでの手続きに時間がかかるという点もポイントです。ローソンは2017年7月から東京23区先行でオフィス内コンビニ「プチローソン」を展開しています。支払い方法は決済は交通系電子マネー決済のみ。現金の取扱いがないことで、細かい小銭を用意する必要がなくなります。

そして2018年1月17日、新たにQRコード決済に名乗りを上げたNTTドコモから発表された「d払い」にも初期パートナーとして導入を表明しています。これまでLINE Payなどに対応していたことから、ハードウェアとして新たに追加投資する必要もなく、システム開発だけで済む点もメリットと言えます。

人権費の削減や業務効率化はもちろん強盗など犯罪に対するリスク、人手不足解消と店舗にとってメリットの大きいキャッシュレス化。顧客への浸透は今後の課題と言えるが、ローソンのキャッシュレス化に対する勢いは止まりそうにありません。

参考:QRコードも積極導入、なぜローソンはキャッシュレス決済に注力するのか
http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/column/15/040800083/012300140/

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