EC・小売業で話題のO2Oとは?
こんにちわ。
最近、EC・小売業のニュースで”O2O“というキーワードをよく目にします。
O2Oとはどんなものなのか、チェックしてみたいと思います。
O2Oとは
O2Oとは、オーツーオーと読み、Online to Offline(オンラインツーオフライン)、
つまり、オンライン(ネットの行動・情報)がオフライン(リアルの購買)に影響を及ぼす、
というEC・小売業におけるネットとリアルの連携の傾向を指します。
具体的に言うと、
オンライン上で価格や在庫を調べてから買い物に出かける、という行動がO2Oにあたります。
“家電など少々値が張る買い物では、価格.comで最安値を調べて買う”
という方も多いのではないでしょうか。
また、オンライン上で割引チケットを購入してからリアル店舗で飲食・サービス利用をする、
グルーポン型クーポン共同購入サイトの手法もO2Oと言えます。
オンラインで集客してリアル店舗の来客・収益につなげる、というマーケティング手法です。
大手企業のO2Oの動き
このO2Oの流れ急が加速している今、
ECサイトとリアル店舗の連携を強めたメリットを提示することも重要になります。
会員ポイントもその一つです。
NTTデータでは、BizXaaS EC(EC機能をクラウドで利用)に店頭来店ポイント機能を開始したそうです。
来店時に専用端末にスマホなどをかざすと来店ポイントが付与され、
この来店ポイントをECサイトポイントと統合してECサイトで使用できたりします。
▽NTTデータ、「BizXaaS EC 店頭来店ポイント」サービスを提供(2011/06/29)
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=284837
また、KDDIと楽天が業務提携し、
携帯キャリア決済をEdyを連携させることでリアル取引に組み込んだり、
購買履歴の分析などを通じ、オンラインから(Edy対応)リアル店舗への送客など、
ネットとリアルの結びつきを強化する方針だそうです。
▽KDDIと楽天が提携 auかんたん決済でEdyチャージ、ネットとリアル連携(2011/06/29)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1106/29/news100.html
O2Oの普及と今後
近年のネット環境の変化、情報量の増加、スマートデバイスの浸透などにより、
オンラインの部分がオフラインに与える影響は今後も確実に大きくなると見られています。
アメリカを始め様々な企業でO2Oをキーワードとした動きが活性化しています。
購買時の情報源となるオンラインサービスも次々と生まれ、決済方法も多様化する中で、
いかに便利さ・メリットを提供して顧客を囲い込むかが
今後EC・小売のポイントになりそうですね。
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