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経費精算システム比較21選。目的別にぴったりのものを紹介します

「経費精算システムを導入したいけれど、どれを使えばいいのだろう…」

と感じている方。

今回はおすすめの経費精算システム21個を、目的別に紹介します。ぜひ自社業務の効率化にお役立てください。

目次

【会計業務にかかる時間を短縮】

  • MerryBiz
  • ハイ!経費
  • eKeihi

【複数の業務をまとめて管理できる】

  • クラウドERP ツバイソ
  • MAJOR FLOW Z KEIHI
  • nakao-san
  • MajorFlowクラウド
  • AXL経費
  • SAP Concur

【多くの会社で採用されている】

  • 楽楽精算
  • MFクラウド経費
  • 経費精算freee
  • ジョブカン経費精算

【旅費交通費に特化している】

  • TOKIUM経費精算
  • らくらく旅費経費.net
  • Concur Expense
  • 駅すぱあと旅費交通費精算Web
  • ネクストICカード

【その他特定の目的に特化している】

  • Workcloud
  • J’s NAVI NEO
  • Concur Travel

「たくさんあって選べない」と感じるかもしれませんが、システムの特徴をつかむだけなら簡単です。

また最後に、経費精算システムを選ぶポイントもお伝えしています。初めて使う方は、そちらもチェックしてみてください。

目的別、経費精算システム比較21選

まずは5つの目的ごとにシステムを紹介します。

  • 会計業務にかかる時間を減らす
  • 複数の業務をまとめて管理できる
  • 多くの会社で採用されている
  • 旅費交通費に特化している
  • その他特定の目的に特化している

まずは「会計業務にかかる時間を短縮できる」システムからお伝えしますね。

会計業務にかかる時間を減らす経費精算システム

ここでは、

  • MerryBiz
  • ハイ!経費
  • eKeihi

を紹介します。

MerryBiz:経理作業がわずか5分に短縮できる

MerryBizは、

  • 自社での作業は封筒にレシートを入れて送るだけ
  • レシートは1週間以内にデータとして完成する

が特徴の経費精算システム。作業時間には5分も必要ないので、経費管理に時間をかけたくない企業様におすすめです。

https://merrybiz.jp/
ハイ!経費:1時間半かかっていた交通費の精算を5分に短縮

ハイ!経費は、業務の大幅な効率アップが期待できます。

交通系ICカードと連動できるため、SuicaやPASMOを使っている企業様におすすめです。

http://www.hi-keihi.com/
eKeihi:申請や承認、支払処理まですべて完結

eKeihiは、

  • 申請、承認、支払処理の電子化まで一元管理ができる
  • スマホやタブレットアプリに対応
  • スキマ時間に経費精算が完了

という特徴を持つ経費精算システムです。

アプリに対応しているため、あらかじめダウンロードしておけばいつでもどこでも精算ができます。

https://www.ezsoft.co.jp/ekeihi/

複数の業務をまとめて管理できる経費精算システム

次は複数の業務をまとめて管理できるシステムとして、

  • クラウドERP ツバイソ
  • MAJOR FLOW Z KEIHI
  • nakao-san
  • MajorFlowクラウド
  • AXL経費
  • SAP Concur

の6つを紹介します。

クラウドERP ツバイソ:販売管理や給与管理、財務管理まで連携できる

クラウドERP ツバイソは、

  • 販売や給与、財務などを連携できる
  • 別々に入力しても1つにまとめることが可能

という特徴を持つ経費精算システムです。さまざまな業務と連携しながら管理できるので、うまく使うと業務フロー全体の効率が上がります。

https://tsubaiso.jp/
MAJOR FLOW Z KEIHI:出張費の計算や請求書の管理などあらゆる業務に対応

MAJOR FLOW Z KEIHIは、

  • 宿泊費の自動計算から取引先からの請求書まで、全て管理できる
  • 承認状況もチェックできる

という特徴の経費精算システムです。あらゆる業務がこのシステムで完結するため、精算漏れなどを防止できます。

http://pnets.panasonic.co.jp/mf/major-flow-z/major-flow-z-keihi/
nakao-san:書類の作成から共有、管理まで可能

nakao-sanは、

  • 書類の作成から共有、管理まで対応
  • 取引先へ書類を送付することもできる
  • サービス上のみでデータを管理できる

という特徴の経費精算システムです。今までそれぞれの担当者に届いていた書類などを、サービス上で管理できるので、まとめて効率のよい経費精算が実現します。

https://www.nakao-san.com/
MajorFlowクラウド:経費精算から出退勤まで管理できるシステム

MajorFlowクラウドは、

  • 経費精算と出退勤の打刻に対応
  • ブラウザからアクセスでき、クラウドでの保管も可能

という特徴の経費精算システム。さまざまな場所で働くスタッフを抱える、派遣会社様などにおすすめです。

https://www.majorflow.jp/
AXL経費(アクセル経費):銀行オンラインシステムや会計ソフトと連携できる

AXL経費は、

  • 会計システムや銀行オンラインシステムと連携できる
  • 一括取り込み可能なCSVデータの生成も可能

という特徴の経費精算システムです。

弥生会計や勘定奉行シリーズなど、ほかの会計ソフトと連携できるので、経費精算と会計業務をまとめたい企業様は導入を検討してみてください。

http://www.axlbox.com/service/axlkeihi/index.html
SAP Concur:経費精算プロセスをすべて自動化

SAP Concurは、

  • 経費精算をすべて自動化
  • 請求書や出張の管理、領収書の電子化なども可能

という特徴があるシステムです。ペーパーレスな管理を実現できるため、精算漏れなどミス防止につながります。

https://www.concur.co.jp/

導入実績が多く、多くの会社で採用されている経費精算システム

続いては導入実績の多いシステムを、

  • 楽楽精算
  • MFクラウド経費
  • 経費精算freee
  • ジョブカン経費精算

の順に紹介します。

楽楽精算:作業時間やコストの削減を実現

楽楽精算は、新聞社やアパレルなどさまざまな業種で導入されており、

  • 年間70万円のコスト削減
  • 作業時間が月250時間から9時間に

など、効率アップやコスト削減に成功している経費精算システムです。

https://www.rakurakuseisan.jp/
MFクラウド経費:同業種ごとに事例をチェックできる

MFクラウド経費は、

  • ITやメーカー、介護、コンサルティング、飲食などほとんどの業種に対応
  • 同業種ごとに事例がチェックできる

という特徴の経費精算システムです。「はじめて経費精算システムを導入するから不安…」と思っている企業様は、事例を参考にしながら導入を検討してみてください。

https://biz.moneyforward.com/expense
経費精算freee:法人企業から個人事業主まで利用可能

経費精算freeeは、

  • シェアNo.1の会計ソフト
  • 法人から個人事業主まで利用できる
  • 作業時間とコストの削減に対応

という特徴の経費精算システム。会計業務にかかる時間が10分未満に、人件費は150万円も削減した企業もあるほどです。

https://www.freee.co.jp/houjin/keihiseisan/
ジョブカン経費精算:4000社の導入実績を持つシステム

ジョブカン経費精算は、4000社の実績があるシステムです。

1人あたり400円/月で利用できるため、まずは試しにシステムを導入してみたいときも気軽に試すことができます。

https://ex.jobcan.ne.jp/

旅費交通費に特化した経費精算システム

ここからは旅費や交通費に特化したものとして、

  • TOKIUM経費精算
  • らくらく旅費経費.net
  • Concur Expense
  • 駅すぱあと旅費交通費精算Web
  • ネクストICカード

の5つを紹介します。

TOKIUM経費精算:電車やバスから、飛行機の交通費まで計算できる

TOKIUM経費精算は、

  • 乗り換え案内「駅すぱあと」を内蔵
  • 駅名を入力するだけで運賃が計算できる
  • 飛行機やバス、船の路線まで対応

という特徴の経費精算システムです。あらゆる移動手段に対応しており、国内から海外の出張まで対応できます。

https://www.keihi.com/expense/
らくらく旅費経費.net:定期券区間の控除に対応

らくらく旅費経費.netは、

  • 海外出張レート、定期券区間の控除などに対応
  • 定期券の区間確認の必要がなくなる

という特徴の経費精算システムです。定期券区間の控除に対応しているため、今まで手で控除していた作業の時間を短縮できます。

https://rk2.mugen-corp.jp/ryohi/
Concur Expense:よく使う路線のお気に入り登録ができる

Concur Expenseは、

  • 路線検索をしてそのまま経費申請ができる
  • よく使う路線はお気に入り登録も可能

という特徴の経費精算システムです。よく訪問する取引先などは、登録することで入力する手間を省くことができます。

https://www.concur.co.jp/expense-management
駅すぱあと旅費交通費精算Web:全国216社の路線バス情報を網羅

駅すぱあと旅費交通費精算Webには、

  • インターネット上で路線検索から申請、承認まで可能
  • 特に路線バス情報は全国216社、約113350の停留所を網羅

という特徴があります。路線バスをよく使う企業様におすすめです。

ほとんどのバス会社と停留所に対応しているため、路線検索からそのまま経費を申請できます。

https://ekiworld.net/service/business/seisan/index.html
ネクストICカード:マイページから申請履歴の確認や削除が可能

ネクストICカードは、

  • カードをかざすと日付や使用区間、運賃が反映
  • 管理はすべてマイページから可能
  • ワンクリックで承認

という特徴を持つ経費精算システム。シンプルな操作のため慣れるまでに時間がかからず、スムーズに導入できるのもメリットです。

https://next-iccard.jp/

その他特定の目的に特化した経費精算システム

最後にその他の目的に特化したシステムとして、

  • Workcloud
  • J’s NAVI NEO
  • Concur Travel

の3つを紹介します。

Workcloud:勤怠や給与、人事や有給の管理まで対応

Workcloudは、オンラインで以下のことができます。

  • 人事管理
  • 勤怠管理
  • 給与計算
  • 有給管理

また規模も300人から3000人規模と、中小企業から大企業まで対応しています。

https://workcloud.jp/
J’s NAVI NEO:JTBが提供するシステムで旅費精算の負担を軽減

J’s NAVI NEOは、

  • 旅行会社のJTBが提供するシステム
  • オンラインで航空券や新幹線、ホテルなど出張に必要なものが手配できる

という特徴の経費精算システム。旅費の精算に特化しているため、国内外を問わず出張が多い企業様におすすめです。

http://www.jtb.co.jp/jsnavi/lp/
Concur Travel:モバイルアプリの利用で出張中の予定をスムーズに管理

Concur Travelは、

  • 飛行機やホテルなど手配した旅程を、モバイルアプリで管理できる
  • フライト情報や、ゲート変更なども通知

出張管理中の予定管理まで対応しています。変更があると通知が来るため、いつの間にか予定が変わっていたと慌てることもなくなるはずです。

https://www.concur.co.jp/travel-booking

ここまで合計21個の経費精算システムを紹介しました。

最後に、システムを選ぶポイントや注意点をお伝えします。

経費精算システムを選ぶポイント、注意点

経費精算システムを選ぶポイントは、

  • エクセルより便利な自動入力やクラウド管理
  • 自社のやりたいことに合う、ムダな機能が少ない
  • 導入実績が多く、事例や評判がある

の3つです。1つずつ解説します。

1. 自動入力やクラウド管理など、エクセルより便利なものを選ぶ

自動入力やクラウド管理など、エクセルより便利なものを選びましょう。システム導入のメリットは、例えば

  • 交通系ICカードをリーダーにかざすだけで利用履歴が読み込まれる
  • 乗り換え案内を内蔵しており、使用経路を選ぶだけで運賃が反映される

など、作業が自動化されることです。

特にクラウド管理であれば、インターネットを経由して使用するため、自社内にサーバーが必要ありません。メンテナンスの手間も省けて、コア業務に集中できるシステムを選ぶのがおすすめです。

2. 自社のやりたいことにマッチして、ムダな機能が少ないものを選ぶ

自社のやりたいことにマッチしているシステムを選ぶことも大切です。

例えば中小企業向けのシステムは、「1人当たり月に200円から」など導入しやすいものが多いです。しかし低価格だからこそ、含まれていない機能もあります。

また値段が高いほど機能は増えるものの、それらを全て使うとも限りません。

自社の規模や経理業務で最も改善したい部分など、ポイントを洗い出してからシステムを決めるとムダがなくおすすめです。

3. 導入実績が豊富で、できれば事例や評判があるものを選ぶ

導入実績が豊富なシステムを選びましょう。

導入実績があるほど、クオリティが高く使いやすいことが多いです。また自社に近い業種や課題のあった企業の事例を見ることで、導入後がイメージしやすいのもメリット。

まずはシステムの導入で何を改善したいのか、整理してみましょう。

経費精算システムで効率アップして、売上に直結する業務に集中する

今回は目的別に、21個の経費精算システムを紹介しました。

【会計業務にかかる時間を短縮】

  • MerryBiz
  • ハイ!経費
  • eKeihi

【複数の業務をまとめて管理できる】

  • クラウドERP ツバイソ
  • MAJOR FLOW Z KEIHI
  • nakao-san
  • MajorFlowクラウド
  • AXL経費
  • SAP Concur

【多くの会社で採用されている】

  • 楽楽精算
  • MFクラウド経費
  • 経費精算freee
  • ジョブカン経費精算

【旅費交通費に特化している】

  • レシートポスト
  • らくらく旅費経費.net
  • Concur Expense
  • 駅すぱあと旅費交通費精算Web
  • ネクストICカード

【その他特定の目的に特化している】

  • Workcloud
  • J’s NAVI NEO
  • Concur Travel

またシステムを選ぶポイントは、以下の3つです。

  • エクセルより便利な自動入力やクラウド管理
  • 自社のやりたいことに合う、ムダな機能が少ないもの
  • 導入実績が多く、事例や評判があるもの

まずはご紹介したシステムの中で、どれが自社に合っているか考えることからはじめてみてください。

この記事を書いた人
黒田剛司

大阪市立大学商学部を卒業後、新卒で独立。学生時代に身につけた経営・流通・マーケティングなどの知識を活かし、コマースについて幅広いジャンルで執筆。また、サイト制作やWebメディア運営も請け負っており、IT系の記事作成も可能。無類の動物好き。

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